こんにちわグッドジョブヘア店長
の樋口です。
私はかつらのお仕事にたずさわってもう
４０年近くになります。
最初に勤めたかつら会社の作成工場
は日本にありました。
その後日本からより低賃金の外国に
工場は移転していきました。
私がかつら専門店を始めた18年前は
かつら作成工場でかつらを作成してい
るスタッフの人件費はかなり安いもの
でした。
日本人の感覚からすればこの大変な毛植
等の作業の対価としては安すぎるような
気がしていました。
もちろん販売価格は作成価格に店舗の
運営費などが上乗せされていくので
ある程度の高額にはなります。
しかしそれから１８年後の現在では
ご存じの通り日本の賃金は上がって
おらずむしろ作成工場が多くある東南
アジア地域の賃金上昇率が凄い上がり
方をしています。
そのため特にオーダーメイド製品を
作成できるようなかつら工場でさらに
大手かつらメーカーと同等の精密な
植毛技術が必要な製品の作成価格は
上昇しています。
それともうひとつは東南アジア地域に
かつら工場を作るとその周辺の人々の
現金収入が確保できて工場で働きたい
女性が多く集まりました。
かつらの植毛工場で働く方はすべて
女性です。
しかし現在では働く選択肢が増えたため
仕事のきつい工場は人気がなく非常に
離職率が高くなっています。
一年以内に半数もの離職率になります。
それを離職を回避するには賃金を上げる
しかないため将来的にはまた日本に工場
を移転するような事になるかもしれません。
実際に日本から海外に出稼ぎに行く若者
も増えている現状もあるという事です。
グッドジョブヘアでは精密な毛植と製品
クオリティを実現したうえでのオーダー
メイド製品を低価格で今後も続けていきます。